矯正治療例-様々な歯ならび

成長期の反対咬合治療例

上顎前歯が永久歯にはえかわった時期(混合歯列期)に治療した反対咬合治療例です.
反対咬合は前歯が永久歯にはえかわった小学校2-3年生で治療を開始します.前歯の咬み合わせを改善後,上下顎の前後的位置関係にずれがある場合,上顎前方牽引装置で骨格のバランスを整えます.


下:反対咬合【初診時の記録】
  上の前歯が下よりも内側 8歳3か月・男子



下左:【治療開始】
上顎前歯を裏側から押すワイヤー装置(リンガルアーチ),
下顎歯列につけ上下の歯の干渉をなくすプラスティック装置(スライディングプレート)装着.
下右:【3か月後・前歯の咬みあわせが改善】右上奥歯(第1大臼歯)が乳歯の奥歯にひっかかっている部分の部分的治療開始.



下:【成長のコントロール】第1大臼歯のひっかかりが改善したため、上顎骨の前方成長を促す装置(上顎前方牽引装置)装着.口の中のフックから顔につけたワイヤー中央付近にゴムをかけます.顔につける部分は家でのみ使用.使用期間1年間(治療開始から12か月後開始).



下:上顎前方牽引装置終了時(治療開始から25か月後),上顎前方牽引装置装着期間13か月間.X線の分析で上顎前歯がやや直立しました.


-治療に関する詳細-(1)主訴(患者が一番気になること):少しうけ口傾向.上の歯がひっこんで見える.(2)診断名:骨格性反対咬合(骨格・前歯のうけくち),右上第1大臼歯埋伏(右上の奥歯が手前の乳歯にひっかかっている).(3)治療開始時年齢:8歳3か月.(4)使用した装置:リンガルアーチ・スライディングプレート・マルチブラケット(2歯のみ)・上顎前方牽引装置.(5)抜歯部位:非抜歯(歯を抜いていない).(6)治療期間:2年1か月(第1期治療で治療を行った期間.この後、成長の観察をつづけ必要があれば仕上げのマルチブラケット治療を行う予定).(7)費用の目安:440,000円/税込 (400,000円/税別) 2020年の第1期治療費用/検査・診断料別途.(8)リスク副作用など:「矯正治療開始まで」ページ下段に記載.


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