矯正装置について

永久歯がはえた後の仕上げ用装置 ・ 小学生の時期に使用する装置などを紹介します.

マルチブラケット装置 (個々の歯を移動させる装置)
-永久歯がはえそろった中学生以降使用します.成人の治療もこの装置を用います-
当院ではセルフライゲーションブラケット(デイモンクリア2)という装置を主に使用しております(下顎はメタルタイプ)※.
また,当院のマルチブラケット治療では追加費用なしで透明なブラケットを使用します(上顎のみ,下顎はメタルタイプを使用).

マルチブラケット治療では,歯のガタガタ(叢生:そうせい)解消や前方に突出している歯(上顎前突など)の解消のため,歯を抜く場合・抜かずに対処する場合があります.
矯正治療例-歯を抜く・抜かない」ページを参照下さい.


※ 第1段階の部分的治療・健康保険適用の治療では一般的な矯正装置.健康保険適用条件については「矯正治療費」のページを参照ください.

当クリニックで使用するブラケット拡大イメージ(上顎前歯用)

実際にお口の中につけた例 - マルチブラケット装置(クリックで拡大できます)

マルチブラケット装置をつけたオームコ社のモデルさん

混合歯列期/小学生からの治療

成長期の治療装置はその不正咬合(咬みあわせ)の種類により装置も様々です.初診相談時に写真・模型などを用いて説明いたします.また,「矯正治療例-様々な歯ならび」ページにもそれぞれの咬み合わせについて装置写真・治療例を掲載しています.

保定装置(ほていそうち)

マルチブラケット治療終了後,新しく配列された位置に歯を安定させるため「保定装置(ほていそうち)」を使用します(下の写真参照).
当院では,2年以上(1年目終日(食事など以外),2年目夜間)の使用をお勧めしています.
通院間隔は,保定移行後2年間は年3回(2年以降はさらに間隔をあけます)とマルチブラケット治療と比較し通院間隔があきます.

↑クリックで拡大できます.